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全農/鶏卵新会社設立

2005年03月30日/未分類

全国農業協同組合連合会(以下:JA全農)は3月29日、鶏卵新会社設立を決めた。

全農の事業改革構想に基づき、事業環境の変化に対応し効率的でかつ柔軟な組織形態に転換をはかり、意思決定の迅速化、経営体質の強化を行うために鶏卵新会社を設立し、全国本部の鶏卵事業を移管する。

さらに、鶏卵新会社に直販事業を担っている全農鶏卵株式会社を吸収合併させることにより、販売機能の一元化・効率化を行い、直販機能の強化、商品企画力の強化等をはかる。

鶏卵価格安定基金や行政対応等は全農で継続するが、そのほかのすべての事業は新会社へ移管する。

鶏卵新会社の設立は6月1日、全農の100%出資(資本金21億円)で設立し、8月1日に全農全国本部4カ所のセンター(中央、中京、近畿、九州)の鶏卵販売事業を、新会社(JA全農たまご)に事業移管する。

同時にJA全農たまごが全農鶏卵(株)を吸収合併し、この時点で鶏卵事業の会社化を実施する。

新会社の概要(平成17年8月1日以降)
名称:JA全農たまご株式会社
資本金:25億円
本社所在地:東京都新宿区中落合2-7-1(現在の全農中央鶏卵センター)
事業内容:
ア.鶏卵の集荷・販売
イ.鶏卵資材等の販売
ウ.鶏卵加工品の製造・販売
エ.鶏卵の相場発表
オ.その他鶏卵販売に付帯する業務
年間取扱高:平成17年度は600億円(8カ月)、平成18年度は915億円を計画。
要員体制:社員約170名(現行の鶏卵を担当する全国本部職員と全農鶏卵株式会社社員)

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