DHLは、5月ごろをめどに、1億6000万ドルを投資して、小口貨物と郵便を扱う米国内のハブ施設の自動化と統合を進める。
自動化・統合の対象となるのは、オハイオ州ウイルミントン、ペンシルバニア州アレンタウン、カリフォルニア州リバーサイドにある各施設。専用のソフトウエアを導入するほか、ティルトトレイと呼ばれる装置や最新式のコンベアーを使った貨物の仕分けなどを行う。
2006年秋の工事完了後、顧客は、米国内や米国発着の貨物や郵便をスキャンシステムを使って詳細に追跡できるようになる。施設は、バーコード、ICタグの最新技術にも対応した内容になるという。