ANAは、昨今の航空燃油価格の高騰を受け、日本発国際貨物に対する燃油サーチャージ適用額を現在より6円増額し、1キログラム当たり36円とすることを国土交通省に申請した。
昨年10月には、シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格に対し、190％（44．08USD／バレル）を20営業日連続して上回った結果、燃油サーチャージ適用額を30円／kgとした。
昨今の世界情勢の影響を受け、航空燃油価格は一層の高騰を見せ、これまでに比較して極めて高い水準になっている。
シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格の210％（48．72USD／バレル）を20営業日連続して上回ったため、さらなる燃油サーチャージ適用額の変更をする。
新しい燃油サーチャージの適用は、政府認可の取得を前提に2005年6月1日より発効となる予定。
