ANAは、引き続く航空燃油価格の高騰を受け、日本発国際貨物に対する燃油サーチャージ適用額を現在より6円増額し、1キログラム当たり60円とすることを国土交通省に申請した。
2006年7月には、シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格(23.2USD/バレル)に対し、270%(62.64USD/バレル)を20営業日連続して上回った結果、燃油サーチャージ適用額を54円/kgとした。
しかし、昨今の世界情勢の影響を受け、航空燃油価格は一層の高騰を見せ、これまでに比較して極めて高い水準になっており、シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格(23.2USD/バレル)の290%(67.28USD/バレル)を20営業日連続して上回ったため、さらなる燃油サーチャージ適用額の変更をする。
なお、新しい燃油サーチャージの適用は、政府認可の取得を前提に2006年10月16日より発効となる予定。