(株)富士通ゼネラルは、平成17年3月期決算短信(連結)の対処すべき課題のなかで、コスト改革の推進を掲げている。
設計から物流に至る全社のコスト改革に総力を挙げて取り組んでいるが、コストダウン効果の早期実現を図るために推進組織体制を強化し、商品企画段階におけるコスト管理の徹底、部材サプライヤーと一体となった部材コストの削減に取り組んでいる。
また、従来からの取り組みである機種統合・部材共通化のスピードを加速させ、コスト構造の抜本的な改革、開発・生産の効率化、在庫圧縮を図っていく。
さらに、国内においてプラズマディスプレイ、電子デバイスの各生産拠点で導入を進めているトヨタ生産方式をより一層浸透させるとともに、海外の生産拠点においても地域性や製品特性に応じた最適な生産方式を導入して工場の生産性向上を図り、開発、調達、物流部門を含めた「ムダとり」を通じて徹底した効率化を推進する。