LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日新/米国小売業界で主流のプロトコルAS2をGXSと実現

2005年04月28日/未分類

グローバルエクスチェンジサービスジャパン(株)(東京都港区:小路恒久社長、以下:GXS )は、(株)日新へのEDIINT AS2アウトソーシングサービスの運用を開始したと発表した。

受発注業務など全ての取引データのEDIにおける標準通信方法として、北米の大手小売業(ウォールマート等)などがAS2の採用を決めたことにより、日本を含む全世界のサプライヤーや卸、物流業者の間でAS2への対応ニーズが高まっている。

このような環境のなか、現在GXSの国際EDIサービス、B2B統合アウトソーシングサービスを利用している日新は、取引先(大手北米アパレル)のAS2採用要請に際し、既存のGXSとの接続を生かしたままGXS側でAS2に変換し、取引先との接続をGXSに代行させるという形で対応することとした。

これにより日新は自社システムを全く変更せずに、短期間で取引先のシステム変更要請に対応ができ、従来のサービスより安価なAS2へスムーズに移行を行うことができた。

近い将来には、GXSのデータフォーマット変換ツールを導入し、自社で国際EDIフォーマットへの対応とAS2の対応も予定している。

AS2について:インターネット上でhttpsプロトコルEDIを行うための通信規格であり、従来専用線などで行われていたEDIの主要な機能(リレーション管理、セキュリティ、認証、送達確認)をソフトウェアに持たせることができる。今後の企業間通信はAS2が主流になると見られている。

ウォールマートは取引先とのEDIをインターネット(AS2)に切り替えると発表し、2005年現在も移行プロジェクトは進行中である。ウォールマートは1987年以来標準EDIを採用しており、昨年時点では取引先1800社との間で発注を始めとした約80種類の取引データを電子的に交換している。

Global eXchange Services(GXS)について:GXS (Global eXchange Services)はB2B Eコマースソリューションのリーディングプロバイダーでビジネスプロセス統合とコラバレーションの実現をサポートしている。

Fortune500企業の約半数を含んだ世界中の企業がGXS Trading GridSM を採用し、最適な需給調整を行っている。

世界標準化にも積極的に関与し、GXSのソリューションは規模の大小にかかわらずグローバルでのネットワーク構築、商品情報の同期化、在庫の最適化そして需要予測などで使用され、サプライチェーンの実行に大きな効果をあげている。

問い合わせ
グローバルエクスチェンジサービスジャパン株式会社
内田 聡
東京都港区赤坂1-9-20 第16興和ビル 南館3階
TEL03-5574-7548
Akira.Uchida@gxs.com
http://www.gxs.com

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース