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GXS/LexmarkがB2B取引自動化サービスを採用

2009年12月18日/国際

米GXS, Inc.は12月14日、米Lexmark International, Inc.が取引先とのサプライチェーンを自動化するため、GXS Trading Grid for Excelを採用したと発表した。 Lexmarkは取引先が同社への事前出荷情報通知(ASN)送信などをサポートするため、Trading Grid for Excelを採用したもの。

Trading Grid for Excelは、Microsoft Office Excelを使用して、企業とその世界中の取引先とのB2B取引の自動化を可能にするサービス。このサービスは、XMLファイル フォーマットの構造とOffice Excelのプログラム化機能を利用し、文書管理・変換機能を備え、日本語などの各国語の言語でサポートされている。

Lexmarkは、B2B eコマース トランザクションの自動化に重点的に取組んでおり、取引先が膨大なシリアル ナンバーを各ASN文書に入力せず、簡単に入力できるソリューションを探していた。今回の採用で、取引先はLexmark用にカスタマイズされたExcelベースのフォーマット からASN文書を完成させ、Lexmarkに直接送信できるようになる。

作成された文書は、ドロップ ダウン メニューを通じてExcelから直接送信され、文書はLexmarkが必要なEDIに変換後、直接LexmarkのERPシステムへ統合される。最終的には、Trading Grid for Excelで処理されたすべてのトランザクションの追跡、文書の 可視化が可能になる。

キース・ムーディLexmarkの最高情報責任者は、「Trading Grid for Excelは業務プロセスを自動化し、世界的に業務効率を上げるニーズに応えてくれるツールだ。このサービスの導入は、我々と取引先の双方に非常に良い結果をもたらしてくれた」と導入を高く評価している。

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