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米GXS/仏エリオール、月20万件のインボイス処理自動化

2009年02月27日/国際

世界最大手のB2Bソリューションプロバイダー、米GXS, Inc.は2月26日、欧州外食産業最大手、仏Elior(エリオール)が「GXS Trading Grid」を採用したと発表した。月20万件のインボイス処理の自動化を実現するという。

エリオールが採用した、「GXS Trading Grid Messaging Service」と「GXS Application Integrator 」 は、GXS Trading Grid のSaaSソリューションのサービス。「GXS Trading Grid Messaging Service」 は、グローバルなインターネットベースのメッセージ基盤で、安全で、高速性があり、信頼性の高い環境のもとで、取引先間の多様なビジネス文書の電子伝達を可能にする。「GXS Application Integrator」は、B2BのEコマースにおいてデータ形式の変換を実行するとともに、さまざまな取引先を電子商取引環境に統合することが可能。「GXS Trading Grid」は、オンデマンドSCM(サプライチェーン マネージメント)を支援するグローバル対応のB2B e コマース プラットフォーム。全世界で3万社以上の採用実績がある。

エリエールは、フランス国内で約8500ものレストランを経営、月20万件以上のインボイス処理を行っている。今回の導入によって、社内の基幹システムにインボイスを集約し、大量の請求書や支払い処理業務の自動化を実現した。インボイスデータの手入力作業の約80%をEDIで対応する。また、処理データの多角的な分析も可能となり、中短期的なビジネス目標を迅速に立案できるようになったという。

エリエールの2008年売上高は34億ユーロで6万7500人の従業員を抱える。全世界で1万3800ものレストランやアウトレット、営業拠点を設けている。

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