（株）ヤクルト本社は、グループダノン（フランス、会長兼CEOフランク・リブー）との戦略提携の契約に基づき、インドへの共同進出を決定した。
インドに対して両社では、プロバイオティクス市場を創造・拡大するため、共同で進出することを決定し、当面は「ヤクルト」の販売を行い、インドでのプロバイオティクスのリーダー企業としての地位を確立していく。
また、両社で共同設立している「グローバル・プロバイオティクス委員会」を、昨年度は東京とパリで開催し、プロバイオティクス分野における消費者への啓発活動、政府機関への働きかけ、そのための研究支援等について意見交換を重ねてきたが、目的別にワーキンググループを設置し、その作業を進める。
インドへの共同進出計画の概要
進出形態：ヤクルト本社とダノン・アジアパシフィック社が合弁会社を設立
現地事業体の概要
会社名：YakultDanoneIndiaPrivateLimited（仮称）
(インドヤクルト-ダノン社)
所在地：デリー
代表取締役：大池清
設立時期：2005年中
総投資額：当初5年間で34億円を計画
※出資比率：当社とダノン・アジアパシフィック社で50：50
導入商品：「ヤクルト」※将来的にダノン社商品も取り扱う予定
予定小売価格：8ルピー（約20円）
販売地域：インド全域
販売チャネル：宅配チャネルを中心とし、スーパーや小売店などの店頭チャネルとの併売
販売計画：5年目（2010年1～12月）500千本／日
※現地において製造工場の建設を計画していますが、当面の間はインドネシアヤクルトからの輸入による先行販売を予定。
