TIS(株)は、中国現地法人TISI(Shanghai)Co., Ltd.(以下:TISI(上海))は、(株)データ・アプリケーション(以下:DAL)のEDIツール「ACMS(エーシーエムエス)」の中国地域における日系企業に「ACMS」の導入コンサルティング、開発、インフラ構築、導入/保守サービスを提供する。
サービス提供は、2005年5月より開始し、2007年に売上5億円を目指し、DALは、同5月より、TISI(上海)に要員を派遣し、技術・営業支援を積極的に行う。
中国拠点における基幹業務効率化のため中国拠点にもERPを導入する企業が増えており、さらに次のニーズとして、日中企業間のデータ交換による連携の要望が高まっている。今回の販売代理店契約により顧客は、ERPの導入だけでなく、企業間のデータ交換を可能にするEDIの導入も中国において可能になり、さらに業務の効率化を図ることができる。
「ACMS」は、オープン系EDIシステム市場でのデファクト・スタンダードとして、800社2000サイトを超える(2005年3月末現在)導入実績を誇る。
欧米の類似ソフトウェアと比較して低価格であり、日本固有の要件(全銀手順/JCA手順/CII/日本語2バイトコード変換対応など)はもとより、グローバル・スタンダードのプロトコル(Rosetta NetやebXMLなど)にも対応している。
DALは、日本市場での実績を元に中国でのEDIニーズにお応えするため、すでに2003年11月、中国にて「ACMS」の商標および著作権を登録し、TISI(上海)と代理店契約と保守契約を結ぶことにより、中国での販売体制を確立した。
TISグループは中国進出の日系企業に向け、2005年1月に中国事業を拡充、TISI(上海)よりSAPやSolomonなどのERPソリューションの提供を行い、中国における基幹システムの構築を行ってきた。
TISは、1998年から日本におけるACMSの販売代理店として現在までに約 50社に対しEDIとVANソリューションを提供し、今回の販売代理店契約により、TISグループとして中国進出の日系企業に対し、日中間でシームレスにEDIを展開し企業間連携をサポートするソリューションも提供可能になった。