トヨタ自動車(株)の北米製造統括会社Toyota Motor Manufacturing North America, Inc.(以下:TMMNA)が出資する部品製造子会社Bodine Aluminum, Inc.(以下:ボディーン社)は、テネシー州ジャクソン市の工場を拡張し、2007年年央より新たにオートマチックトランスミッション用のケースとハウジングを生産する。
生産能力は年産27万個で、追加雇用は約20名、追加投資は約4000万ドル(約40億円)。なお、工場で生産されるケースとハウジングはToyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc.で2007年年央より生産予定の、オートマチックトランスミッションの部品として供給される。
ボディーン社には3つの生産工場があり、第3工場であるテネシー州のジャクソン工場は、本年後半より稼動を開始する予定。現在ボディーン社ではアルミニウム製のエンジンブロック、およびシリンダーヘッドを製造しており、主にトヨタの北米生産事業体に供給している。今回はこれに、オートマチックトランスミッション用の部品の生産が加わるもの。