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トラスコ中山/物流拠点強化

2005年05月11日/未分類

トラスコ中山(株)は、平成17年3月期決算短信の中長期的な経営戦略で、工場や建設現場等では、使われる工場用品、作業用品等の調達における合理化を推進しており、商品需要に対する即納性の高い在庫戦略と的確な対応力こそが経営戦略の根幹であると考えているとしている。

基本戦略として、“在庫化”戦略を掲げ、商品のクイックデリバリーを実現するため、受注頻度の高い商品約7 万アイテムを主要な物流センター及び各地の営業拠点で在庫として保有している。

FAX自動受注システム『DOTKUL』(ドットクル)やインターネット自動受注システム『WEB TRUSCO』とも連動し、販売店様からの注文に対する納品の迅速性と確実性を実現しており、今後も在庫アイテムの増強を推進していくとしている。

また、物流システムの高度化として、、販売店への納品での「運賃無料」を実現している同社物流システムの強化を進めている。

より規模の大きな物流センターの建築により在庫保有能力を高め、新物流システム導入により倉庫内作業の効率化と在庫管理の精度アップを図ることで、能力を高めていく。

物流センターの開設と移転は下記の通り。
当期
カットデポ中部=愛知県江南市(開設)平成16年5月
プラネット北海道=札幌市東区(移転)平成16年10月
HC 北海道物流センター=札幌市東区(開設)平成16年10月

来期
プラネット神戸=神戸市中央区(ポートアイランド)(開設)平成17年6月予定
HC 神戸物流センター=神戸市中央区(ポートアイランド)(開設)平成17年7月予定
プラネット北関東=千葉県松戸市(移転)平成18年1月予定
HC 関東物流センター=千葉県松戸市(開設)平成18年1月予定

営業拠点の増強について、同社は販売店へのきめ細かい迅速な営業活動を行うための拠点として、また、商品デリバリーを行うための要所として全国102 ヶ所に営業拠点を有しており、今後はより市場に近く、販売店に物流上のメリットも感じていただける地域への出店や移転を推進する。

対処すべき課題では、ファクトリー事業部(工場向け市場)は国内製造業を最終ユーザーとするため、少量多品種・多頻度発注といった市場特性に対応し、迅速で正確な商品供給に主眼を置いた当社の事業インフラをより高度に活用する事業戦略を推進する。

ワーカーズ事業部(屋外作業向け市場)は、屋外作業(建設、配管、電気、内装、ビルメンテナンス等)で使われる作業用品、工具等に着目し、その供給ルートに対して同社の商品調達力、販売力、物流力を活用いただくための営業展開を推進する。

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