LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

トラスコ中山/在庫アイテムの拡充と物流システム高度化

2006年05月11日/物流施設

トラスコ中山(株)は、平成18年3月期決算短信の中長期的な経営戦略として、「仕入先の増加策により商品取扱アイテムを拡充し、販売店様の商品選択の幅を拡大」「大型物流センターの建設による在庫アイテムの拡充と物流システム高度化によるデリバリー能力の向上」「地域市場特性に合わせた営業拠点の在庫保有による納品率、即納性の向上」を掲げている。

物流力の強化として、大規模物流センター建設により、数多くの商品在庫を可能とし、これらの商品在庫・入出荷管理の精度向上とデリバリーシステムの高度化により、販売店への利便性向上を推進、当期及び次期以降における物流センターの開設、移転は下記のとおり進める。

プラネット神戸:神戸市中央区(ポートアイランド)平成17年6月開設
HC神戸物流センター:神戸市中央区(ポートアイランド)平成17年7月開設
プラネット東関東:千葉県松戸市、平成18年1月移転
HC関東物流センター:千葉県松戸市、平成18年1月開設
プラネット北関東:群馬県伊勢崎市、平成19年2月開設予定
プラネット東海:愛知県岡崎市、平成20年1月開設予定

対処すべき課題でも物流システムの高度化をあげ、販売店への更なる利便性提供の観点からクイックデリバリーと倉庫内作業の正確性の確保を行うため、物流センター内における新たな作業管理システムの導入等を進めるとしている。

情報システムの強化として、取扱商品アイテムや受発注処理量の増大に対応し、自動受注システムの処理能力向上等、総額約30億円の基幹システムの置換投資を行い、事業付加価値の高い情報システムの構築を目指す。

また、新規仕入先や取扱商品の開拓等を推進し、総合カタログ「オレンジブック」への掲載アイテムの拡充やそれに伴う商品在庫の増強により、販売店からの受注間口を更に広げ、プロツールであれば何でも揃う利便性の高い卸売業としての機能の向上を図るという。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース