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アートコーポレーション/平成17年9月期中間決算短信(連結)

2005年05月16日/未分類

アートコーポレーション(株)の平成17年9月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、当連結会計年度を上場初年度の大きな節目の1年として捉え、全社一丸となって目標の達成に取り組み、収益力の向上に努め、この結果、売上高は25,422,129千円と前中間連結会計期間に比べ2,827,064千円の増収(12.5%増)となった。

また内部運営面では人件費の増加があったものの売上高の増収に支えられ、経常利益につきましては1,553,022千円と前中間連結会計期間に比べ305,958千円の増益(24.5%増)となった。

中間純利益につきましては当中間連結会計期間においては特筆すべく特別損失等もなく、784,958千円と前中間連結会計期間に比べ202,102千円の増益(34.7%増)となった。

事業の種類別セグメントの業績
引越事業
各社が依然として厳しいサービス開発競争を続けているが、同社はCSを機軸としながら、社会環境の変化と顧客のニーズを先取りした商品の開発を続けている。地震による家具などの転倒を防ぐ耐震マット「プロセブン」等、各種サービスや商品が引き続き売上に寄与した。

また、「the0123不動産情報センター」等の活用によるマンションデベロッパーや転勤需要の要となる法人企業へのアプローチも順調に拡大した。

あわせて、前連結会計年度の期中より底打ちが見られた受注単価には、明確な回復傾向になっている。この結果、個人顧客からの受注が堅調に推移したのに加え、法人チャンネル(転勤び取次)が大幅に増加した。

売上高は18,718,416千円と前期に比べ、1,781,848千円の増収(10.5%増)、営業利益は2,217,508千円と前期に比べ、154,192千円の増益(7.5%増)となった。

輸入車販売事業
欧州車の販売が好調に推移したこと等により、売上高は3,079,275千円と前期に比べ270,675千円の増収(9.6%増)となった。営業利益は、売上高の増加に伴い、103,859千円と前期に比べ78,582千円の増益(310.9%増)となった。

国内物流事業
前年度に引き続いて中大型家電・家具の輸送が大幅に増加し、売上高は2,402,621千円と前中間連結会計期間に比べ718,888千円の増収(42.7%増)となった。また、営業利益も148,258千円と前期に比べ66,182千円の増益(80.6%増)となった。

その他の事業
住宅関連事業における建築条件付の土地販売が堅調に推移し、売上高に
つきましては1,221,816千円と前中間連結会計期間に比べ55,651千円の増収(4.8%増)。しかし、現在開発中の戸建分譲住宅の竣工が下半期に集中していることから、その営業利益の大半は下半期に計上する計画になっており、営業損失4,986千円(前年同期は営業利益7,604千円)となった。

通期の見通し
平成16年10月22日を以って(株)東京証券取引所と(株)大阪証券取引所の市場第二部に上場し、新たなる節目と捉え、平成17年9月期を「第三の創業」と位置付け、引越事業における拡大戦略を継続するに留まらず、各事業で最大限のシナジーを発揮し、業容の拡大を図っていく。

平成17年9月期の通期は、当中間期の実績が平成16年10月22日に予想業績を上回ったことから、売上高51,300百万円、経常利益3,400百万円、当期純利益1,700百万円を予想している。

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