LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

アートコーポレーション/第3四半期営業利益30億円、16.4%増

2009年07月30日/決算

アートコーポレーションが7月30日発表した2009年9月期第3四半期業績によると、売上高526億8200万円(4.2%減)、営業利益30億8500万円(16.4%増)、経常利益30億900万円(16.4%増)、当期利益15億3400万円(28.5%増)となった。

事業別にみると、引越事業では、転勤引越が引き続き順調に拡大するとともに、取次チャンネルにおいて、賃貸仲介会社からの引越紹介を拡大するために、営業部門の要員増など体制強化を進めた。個人チャンネルでは、インターネット経由の受注を強化するための関東地区、関西地区配置の受付センターの本格稼動に力を注いだ。

ダックブランドの拡大と収益確保のための体制整備も引き続き実施し、取扱件数の拡大は実現したものの、受注平均単価の下落が影響したことにより、同事業の売上高は、365億700万円と2.9%減となった。営業利益は38億7800万円で8.8%増だった。

国内物流事業は、家具などの輸送取扱量は堅調に推移したものの、家電輸送やメーカーの資材調達物流は、家電メーカーの急速な製品減産の影響により、輸送取扱量が減少したため、売上高は43億8200万円と1.6%減となった。営業利益は、軽油価格下落による燃料費の減少もあり、6億6200万円と41.5%増となった。

通期の業績予想は、売上高741億9200万円、営業利益35億6700万円、経常利益34億600万円、当期利益15億9300万円を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース