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住友商事/中国重慶に機能付物流倉庫合弁会社設立

2005年05月22日/未分類

住友商事(株)と住友商事(中国)有限公司は、重慶雲信儲運有限公司と合弁で機能付物流倉庫会社、重慶住商雲信物流有限公司(中国重慶市、社長:唐 志華、以下:新会社)を設立し、事業を開始した。

新会社は重慶に進出しているスズキ、フォードなどの自動車会社と関連の自動車部品会社などを顧客とし、物流、倉庫業務を主体に簡易組み付け、出荷前検査と顧客に対するジャストインタイム納入などの顧客のニーズに応じた付加機能を提供する。

新会社の資本金は22百万人民元(日本円約308百万円)で住友商事グループ70%、雲信が残り30%を出資する。

新会社では2010年に20百万人民元(日本円約280百万円)の取り扱いを目指す。

重慶市は人口約3,000万人の世界最大規模の都市で、沿岸部の北京、上海、天津と並び中国内陸部の経済の中心地となっている。

重慶市にはスズキ、フォードなどの自動車会社が生産工場を持ち、今後も自動車関連産業などを中心にますますの物流増加が期待される。

一方重慶など中国内陸部に進出をする企業にとって、沿岸部との物流ネットワークの構築は非常に重要な課題となっており、住友商事ではこうした環境の中、既に重慶市で自動車会社向けなどに物流倉庫ビジネスの実績のある雲信をパートナーに、自動車分野での長年の機能付倉庫業務の実績、ノウハウを武器に重慶市での物流倉庫事業を立ち上げた。

住友商事では中国沿岸部を中心に物流網を構築しており、2004年8月に中国全土で完成車輸送事業を行う合弁会社に参画するなど中国での物流ビジネスに注力し、今回の重慶市での物流倉庫合弁会社の設立により中国国内での物流ネットワークのさらなる強化をはかる。

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