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伊藤忠食品/コンビニエンスストア、スーパーと取引拡大

2005年05月22日/未分類

伊藤忠食品(株)の平成17年9月期中間決算短信(連結)における物流に関する対応は下記のとおり。

経営方針
中長期的な経営戦略
中長期的な営業活動の戦略として、「中食・外食産業との取引拡大」「温度管理を必要とする商品アイテムの拡充と低温物流機能の充実」「高利益商材の開発・開拓とメーカー戦略の確立」を図るとしている。

対処すべき課題
酒類の利益率改善を図るためにも引き続き取引先に対する納入価格の適正化に向けた交渉と物流・情報能力アップによる機能リベート確保が課題のひとつであると考えている。

中長期営業戦略に掲げている「中食・外食産業との取引拡大」や「温度管理を必要とする商品アイテムの拡充」を実現することで、なお一層企業価値を高めていく。

経営成績
コンビニエンスストア、広域・地域量販店との取引増加、業務用卸・外食産業との取引拡大により、前期比較4.7%(119億93百万円)増加の2,678億55百万円となった。

経常利益は、一括物流センターの新設、コンビニエンスストア向け専用センターの増設と汎用センターの移転等による諸経費の発生や法人事業税(外形標準課税)を販売費と一般管理費に計上したこともあり、前期比較2.3%(73百万円)減少の31億6百万円となった。

通期の見通し
引き続きコンビニエンスストアやスーパーとの取引拡大を見込んでいるが、利益面では販売単価の下落による影響や物流センターの新・増設による一時経費の負担、またビールメーカー各社の新取引制度導入が酒類の利益率改善に結びつくかどうかといった不透明な面があるなど引き続き厳しい環境になると思われる。

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