(株)ワークスアプリケーションズは、イーシステム(株)の子会社であり、生産・販売管理パッケージソフトウェア「WEB DYNA-PRO」の開発・販売・保守を主な事業内容とするダイナシステム(株)の株式を第三者割当増資の引受けにより取得し、同社を連結子会社とする。
これにより、ワークスは新たにSCM分野の製品の開発をスタートし、同社製品の大手企業向けノーカスタマイズ型ERP パッケージソフト「COMPANY(R)」シリーズの製品ラインアップを拡充する。
今後、ワークスとイーシステムは、ダイナシステムを通じてSCM分野での事業展開を積極的に進める。
ワークスは今後、SCM 分野の中でも中核にあたる生産管理分野のパッケージ開発に着手する計画で、現在、国内においては約50億円規模の生産管理システムの市場が存在している。
しかし、市場ニーズを満たした生産管理パッケージソフトの不在を理由として、自社で生産管理システムを開発している企業が多いことから、顧客の要望を標準機能に取り込んだノーカスタマイズ型パッケージの潜在的ニーズは非常に高いと考えられる。
開発には、これまでワークスが培ってきた大手企業向けパッケージソフトの開発力を軸に、ダイナシステムが有するSCM分野における経験とそれに基づく製品技術力を活用し、2007年中をめどに製品化を目指す。