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日本郵船/中国・大連に自動車専用ターミナル開業

2006年07月10日/国際

日本郵船(株)は7月6日、中国の大連港において自動車専用ターミナルを開業した。ターミナルには、同社の他、現地資本2社が出資している。同社の出資比率は30%。

同社は既に上海、天津の2港で自動車専用ターミナルに出資、運営している。現在は、同社と中国の海運会社であるコスコグループ(COSCOGROUP:China Ocean Shipping(Group)Company)が合弁で設立した自動車船運航会社ニコス(NYKCOS:NYKCOS Car Carrier Company Limited)を含め多数の船社が利用しているが、この2港に大連自動車ターミナルを加え、中国の主要3港に自動車専用ターミナルを整備することで、将来増加が予想される完成車の輸出にも対応していく。

中国は、2005年に自動車生産台数が570万台を超え、米国、日本に次ぐ世界第3位の自動車生産国となっている。

大連自動車ターミナル概要
総面積約21万m2
岸壁延長505m
取扱い可能台数:約30万台/年
運営会社:大連汽車碼頭有限公司
大連港集団有限公司40%,日本郵船30%,中遠碼頭(大連汽車)有限公司30%の出資による合弁会社。

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