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神戸製鋼所/中国・華東地区に自動車懸架ばね用特殊鋼線材の加工拠点設立

2005年06月26日/未分類

(株)神戸製鋼所は、中国江蘇省に、自動車用懸架ばねに使用される特殊鋼線材の二次加工拠点を設立するこ。

新会社は(株)杉田製線、三井物産(株)と中国の泓昇有限公司との共同出資によるもので、冷間懸架ばねに使われるオイルテンパー線の製造・販売を行う。

総投資額は19.0億円、資本金は7.6億円で、設立は本年7月を、設備の稼働は2006年10月を予定している。

既に華南(広州)地区には熱間懸架ばねに使用される磨き棒鋼の二次加工拠点である「神鋼線材加工(佛山)有限公司」(2006年4月稼動:自動車用ボルトに使用される冷間圧造用ワイヤーも併せて供給)を建設中で、今回の新会社設立により自動車懸架ばね用鋼に関しては熱間、冷間双方に対応できる形で、中国の主要自動車生産地に広く供給できる体制を整備することになる。

新会社は、2010年に11千トンの生産・販売を予定しており、神鋼線材加工(佛山)有限公司と併せ、懸架ばね用線材(熱間・冷間含めた)の中国市場の40%のシェア確保を見込んでいる。

今回の新会社設立により、主要な自動車市場である欧州・北米・アジア地区において、熱間懸架ばね、冷間懸架ばね双方に対応できる加工体制が整ったことになる。

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