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日本オラクル/アプリケーション製品の融合計画「プロジェクト・フュージョン」発表

2005年06月26日/未分類

日本オラクル(株)はアプリケーションの統合プロジェクト「プロジェクト・フュージョン」の計画を発表した。

「プロジェクト・フュージョン」は、オラクルの保有するアプリケーション製品群「Oracle Applications」を融合し、2008年に提供開始をする統合型アプリケーション製品の開発計画。

オラクル・コーポレーションは2005年1月にピープルソフト買収完了後初めての顧客やパートナー向けの会議席上で、コードネーム「プロジェクト・フュージョン」を発表した。

「プロジェクト・フュージョン」は、オラクル、ピープルソフト、JDエドワーズのアプリケーション製品をすべて融合させた、次世代アーキテクチャのアプリケーション・スーパーセット「Fusion Applications Suite」を2008年までに完成させる。

オラクルでは、その後2005年4月に流通業界の有力なアプリケーション企業リテック社を買収完了し、「プロジェクト・フュージョン」を構成する「Oracle Applications」を充実している。

またオラクルは「プロジェクト・フュージョン」に向けて、アプリケーションを支えるミドルウェア基盤層を再構成し、さらに拡充する方針を決定している。

このミドルウェア基盤層は「Oracle Fusion Middleware(オラクル・フュージョン・ミドルウェア)」として、システム相互間でのアプリケーション層におけるプロセスの連携と自動化を実現し、ビジネス・インテリジェンスやコンテンツ管理機能を実装しながら、データ統合ソフト「Oracle Data Hubs」が異種コンピュータシステム間のデータ統合を実現する。

「Oracle Data Hubs」は、顧客情報や財務情報、製品情報など企業の主なマスターデータを一元的に統合することができます。こうしてデータの断片化を解消するとともに、異機種のコンピュータシステムに散在する取引情報をソース(情報の源)としてデータを収集することにより、唯一の正しい情報源(Single Source of Truth)に基づく真の情報活用が可能になる。

すでに提供済みの顧客情報統合基盤「Oracle Customer Data Hub」のみならず財務・会計上のデータ統合の基盤となるデータ・ハブ製品「Oracle Financial Consolidation Hub」、製品情報の統合基盤である「Oracle Product Information Management Data Hub」を、ミドルウェア統合の重要コンポーネントとして2005年秋には出荷開始の予定。

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