T-Engineフォーラム(所在地:東京都品川区、会長:坂村健・東京大学教授)は、平成17年度より、生活協同組合コープさっぽろ(所在地:北海道札幌市)、(株)三越、サミット(株)等と共同で、「ユビキタス食品情報基盤システム」の実証実験を開始する。
実験は、農林水産省「平成17年度ユビキタス食の安全・安心システム開発事業」として実施されるもので、食品に関する生産履歴・加工履歴・流通履歴・販売情報と食品の個体(現物)との紐付けをユビキタスコンピューティング技術を活用して確保し、情報システムによってそれらの情報を効率的に管理する。
その情報を食の安全・安心を高めるための食品トレーサビリティの実現や、さらに副次効果として食品の物流効率化・高信頼化、店舗における食品の販売促進業務、生産段階における生産支援など、汎用的かつ多目的に活用できる基盤システムの開発、実証実験を実施する。
本実証実験では、農産物(野菜・果物)、畜産物(牛肉・豚肉・鶏肉)、水産物(国内養殖魚)、加工食品等さまざまな品種を扱い、携帯電話にRFID読み取り機能を追加したUC-Phone、バッテリーを持ったアクティブ型のタグ、超小型センサーネットワークや物流EDIシステムとの整合性を実現するuTAD等の最先端のユビキタスコンピューティング技術を活用し、生産現場におけるエキスパートシステムの確立やデータ収集の自動化、食品流通の合理化、個人プロファイルに合致した食品情報の提供、第三者監査システムの確立などを実証する。
全体検討・統括・調整をおこなう組織としてT-Engineフォーラムの中に「ユビキタス食品情報基盤システム部会」を発足させ、ユビキタスIDセンター、農林水産省、東京大学、ユビキタスMD研究・協議会から構成される連携体制を確立し、生産地における情報の記録実験を今秋より実施、加工・流通・店舗における実証実験を今冬に実施する。
問い合わせ
T-Engineフォーラム
担当:伯田
電話03-5437-2270(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内)
http://www.t-engine.org/