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富士重工業/愛知県半田市にボーイング787中央翼の組立工場建設

2005年07月24日/未分類

富士重工業(株)は、愛知県半田市にある既存の半田工場敷地内に、2棟目となる航空機の組立工場を新たに建設する。

新工場では、米国ボーイング社の次世代旅客機「787ドリームライナー」の胴体と主翼をつなぐ重要な部位である中央翼の組立を行う予定で、2006年の稼動開始を目指す。

現在、半田工場では、ボーイング社の大型旅客機「777」の中央翼、および防衛庁の次期固定翼哨戒機(PX)・輸送機(CX)の中央翼などの組立作業をおこなっている。

今回新たに「787」用の中央翼納入を計画するにあたり、構成部品や完成品の輸送効率や、これまで培ってきた中央翼製造技術の活用を考慮する際の地理的優位性から、既存の半田工場敷地内の従来の組立工場に隣接して新組立工場を建設することが最も合理的と判断したもの。

新工場は今月着工し、完成後の建物面積は4,500㎡となる予定で、組立に使用する「787」複合材部品は、昨年11月に着工している半田市内の新複合材部品製造工場から供給されることになる。

新工場建設に関する投資額は、複合材部品製造工場と中央翼組立工場あわせて、約70億円程度を見込んでいる。

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