（株）商船三井は8月3日、米国フロリダ州ジャクソンビル港に同社コンテナターミナルを新設することで、調印し、起工した。
本ターミナルは、2007年後半～2008年年初の開業を予定し、鉄道網・道路網の充実した本ターミナルを拠点として、アジアトレード、中南米トレードをはじめとする定航サービスの更なるレベルの向上に努める。
なお、今回の東岸進出決定を機に、本ターミナルの運営にあたるトラパック（同社100％子会社のターミナルオペレーター、米国西岸でターミナルを運営）は8月1日、社名をTrans Pacific Container Service Corporationから、広く親しまれている略称をベースとするTra Pac,Inc.に変更した。
ターミナルの概要
名称：トラパックジャクソンビルターミナル
所在地：米国フロリダ州ジャクソンビル市ジャクソンビル港内デームズポイント地区
面積：約160エｰカｰ(約65万m2)
岸壁延長：約2,400フィｰト（約730m）
機器：ガントリｰクレｰン6基、トランスファｰクレｰン6基他
運営主体：トラパックが、ロサンゼルス、オークランド両港で蓄積したノウハウを活かして運営
開業予定：本年度内に着工、2007年後半～2008年年初の開業を予定
