（株）セシールの平成17年12月期中間決算短信（連結）における主な物流施策は下記のとおり。
中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題で、受注・お届け・返品について、対応品質の向上、お届け品質の向上、返品サービス品質の向上をあげている。
下期の具体的施策として、お届け日・時間帯の無料指定や返品送料完全無料化などのお客さまサービス改善を図るとしている。
経営成績では、平成17年5月23日に、新CRMシステムを稼働させ、商品の迅速なお届け(ご注文受付後、通常４日以内)・電話ご注文に対するお届け日・時間帯の無料ご指定サービス(7月15日からネット経由のご注文にも適用)・返品交換完全無料化サービスなどを開始したと説明している。
同時に、これまで大型商品は、取引先から直接お客さまに届けていたが、届け日の約束と品質管理精度の向上を図るため、自社物流センターからの発送に切り替えた。
このような施策によって、お客さまサービス・配送品質は飛躍的に向上した。通期の見通しでも、CRMシステムや顧客情報データベース、商品情報統合データベースなどの情報・システム面での基盤構築を始め、取引先との契約形態の見直しやSCMの再構築、更にはインターネットにおける利便性の向上・コンテンツの充実、販売促進を進めるとしている。
