日本通運（株）の平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結）の経営成績は下記のとおり。
当第1四半期のわが国経済は、輸出が伸び悩むなか、企業収益の改善と設備投資の増加がみられ、景気は緩やかな回復基調が続いている。物流業界は、IT関連分野における調整の動きや原油価格上昇の影響等により、国内の輸送需要に大きな改善は見られず、厳しい状況のまま推移した。
第1四半期は、海外子会社も含めて取り扱いが増加し、売上高は4,318億円と前年同期に比べ202億円（4.9％）の増収となり、経常利益は103億円と前年同期に比べ17億円（20.5％）の増益になった。四半期純損益は、固定資産の減損に係る会計基準の適用による特別損失137億円等により、10億円の損失と前年同期に比べ55億円の減益となった。
