LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

キユーソー流通システム/平成18年11月期第3四半期財務・業績の概況(連結)

2006年10月06日/3PL・物流企業

(株)キユーソー流通システムの平成18年11月期第3四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は、下記の通り。

食品物流業界は、燃料価格が一段と上昇しコスト負担を強いられ、同業他社との価格競争や食品の販売価格デフレの持続で物流コストに対する引き下げ圧力は強く、依然として厳しい経営環境で推移している。

同社グループは、取引採算とスペース当りの売上拡大に注力したアセット型3PLの提案営業を推し進め営業の拡大に注力した結果、営業売上は専用物流を主として堅調に推移した。

一方、成長事業と位置づけているキユーソー便全国小口輸配送システムは新規顧客の獲得は進んだものの、売上は伸び悩んだ。

また、同業他社との価格競争などによる収受料金の伸び悩みや、燃料価格の一段の上昇でコスト負担が増加し利益を圧迫するとともに、荷役作業体制や車両運行の見直しなどのコスト改善が遅れたため、利益面では横ばいで推移した。

以上の結果、当第3四半期の連結業績は、営業収益1,004億40百万円と前年同期に比べ44億33百万円(4.6%増)の増収となり、営業利益20億18百万円と前年同期に比べ13百万円(0.7%増)、経常利益20億50百万円と前年同期に比べ26百万円(1.3%増)の増益となったが、四半期純利益は拠点の整備にともなう既存建物の除却などの影響を受け8億24百万円と前年同期に比べ6百万円(0.7%減)の減益となった。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース