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三菱倉庫/平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)

2006年08月03日/物流施設

三菱倉庫(株)の平成19年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは積極的な営業活動を推進し、物流事業では医薬品・食品等の配送センター業務の拡大、米国南部での拠点整備等による国際輸送業務の拡充、コンテナターミナルにおけるオペレーション業務の効率化等に努めた。不動産事業(省略)

この結果、営業収益は、物流事業で陸上運送、港湾運送及び国際運送取扱の各事業における貨物取扱量の増加により増収となったため、不動産事業で設計施工事業における受注減少により若干減収となったものの、全体として前年同期比7億5千9百万円(1.8%)増の418億6千2百万円となった。

また営業原価は、物流事業における貨物取扱量の増加に伴い作業費等が増加したため、不動産事業における設計施工費の減少のほか人件費や減価償却費の減少があったものの、全体として前年同期比3億1千6百万円(0.9%)増の373億8千3百万円となり、販売費と一般管理費は、前年同期並みの13億5千8百万円。

営業利益は、物流及び不動産の両事業で増加し、全体で前年同期比4億4千2百万円(16.5%)増の31億2千万円となり、経常利益は、金融収支の改善や持分法投資利益の増加もあり、前年同期比5億9千2百万円(18.5%)増の38億1百万円となった。四半期純利益は、法人税等の負担増加があったものの、前年同期比1億8千8百万円(8.3%)増の24億7千2百万円。

セグメント別の概況
倉庫・港湾運送等の物流事業
倉庫事業は、医薬品等の配送センター業務の取扱量が増加したものの一部顧客の自社物流への変更の影響もあり、営業収益は前年同期比5千1百万円(0.8%)減の66億2千5百万円。

陸上運送事業は、医薬品等の配送センター業務の取扱量増加により、営業収益は同2億2千2百万円(3.5%)増の66億7千2百万円。

港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱量増加により、営業収益は同1億3千6百万円(2.6%)増の53億6千2百万円。

国際運送取扱事業は、中国から米国向け海上貨物等の取扱量増加により、営業収益は同8千7百万円(0.8%)増の114億4千1百万円。

この結果、物流事業全体の営業収益は、前年同期比8億4千1百万円(2.6%)増の328億5千2百万円。また営業費用は、貨物取扱量の増加に伴い作業費等が増加したため、前年同期比5億6千1百万円(1.8%)増の315億7千3百万円。営業利益は、前年同期比2億7千9百万円(28.0%)増の12億7千8百万円。

不動産事業(省略)

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