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ローソン/リアルタイムで受発注情報提供

2005年08月28日/未分類

(株)ローソンは、基幹システムの再構築とそれに伴うデータ量の増大に対応するため、ホストコンピューターからマルチサーバー化によるダウンサイジングに変更し、受発注システムを一新する。

今回のシステムの構築により発注データ処理の高速化が図れ、データ処理時間の短縮を実現することで、取引先へのデータ配信までの時間も短縮される。

また、店舗指導員や商品部担当者へのリアルタイムでの発注情報提供が可能になり、店舗毎や取引先毎に確認が可能となり、発注指導や製造指示、在庫管理が容易になることで製造ロスの削減にもつながる。

さらに、ホストコンピューターからサーバー運用に変更することによってシステムの運用コストの削減にもつながる。

システム化は、2003年秋から約2年間かけシステムを構築し、そのシステム投資に約24億円かけハード、ソフトを一新した。

ハード及びアプリケーションは、高性能・高信頼のオープンミッションクリティカルシステム(NEC社)により実現し、高信頼性のサーバー群を採用している。大規模集配信には「ODIS』」を活用し、ハード・ネットワーク運用は24時間365日稼動のシステム運用を委託し、地震などの災害時対策として免震装置を設置している。

変更箇所
・取引先との通信手段に全銀、Web-EDIの複数回線
・地震にも耐えられる免震構造
・受発注機能をサーバー10台で対応
・集配信に関しては「TANDEM」から「ODIS」に変更
・オープンミッションクリティカルシステムの導入

効果
・発注データの高速処理
・データのアウトプット時間短縮
・発注確定データの情報提供
・本部、取引先別情報の確認
・発注指導、在庫管理、製造指示に活用
・製造ロスの削減可能
・運用コスト削減(月約4,000万円減)
・店舗の発注忘れ防止の機能強化

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