レックス・ホールディングス／Super Streamで社内の経営資源統合

エス・エス・ジェイ（株）（以下：SSJ)とNEC、NECソフト（株）は、（株）レックス・ホールディングスが、事業の急激な拡大に伴い自社の基幹情報の統合的管理を目的に、2005年2月末よりSSJの統合業務パッケージSuper Stream(スーパーストリーム)を稼働させ、グループ全体の経営資源の最適化に着手していることを発表した。レックスは、「外食」と「小売」を通じて、スケールメリットによる競争力強化とグループ内企業の相乗効果による更なる業績向上を目指し、M＆Aによる事業拡大を積極的に行っている。同社は過去三年間の年商が年率170％以上で推移しており、そのため伝票枚数、取引先数、店舗数、グループ会社数、アルバイト、従業員数など、会計処理で取扱う数値が激増、グループ全体のデータ管理の改革が急務となっていた。以前は各社が独自で行っていた経理処理も、グループ統合後は各社のデータを迅速に把握し、経理処理の社内標準を制定する必要が出てきたため、会計システムの刷新を決定した。会計システムの選定に際してレックスでは、分断されていたグループ内の社内業務を1つの業務パッケージに合わせ、業務改革することを方針として掲げ、2004年4月に幅広い業種への導入実績を持つSuper Streamの導入を決定し、会計システムの刷新に併せ、給与システムに関してもSuper Streamで再構築を行っている。現在グループ内のレインズインターナショナルを中心とした4社(レインズインターナショナル、レインズフードレーベル、コスト・イズ、テンポリノベーション)の経理/給与業務でSuper Streamの稼動を果たしている。