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キングジム/QRコードと携帯電話を活用した派遣事業者向け勤怠管理システム

2005年08月24日/未分類

(株)キングジムは、QRコードと携帯電話を使用した、派遣事業者向けの勤怠管理システム「クロックオン」QR勤怠管理システムの普及を促進するため、導入しやすいセット版を開発し、9月5日より販売を開始し、介護サービス企業や家庭教師派遣企業などに提案する。現在、介護サービスや家庭教師など、社員が特定の場所に出向く業務の勤務管理は、担当者の自己申告等によるものが多く、派遣事業者ではより信頼性の高い情報を求めている。「クロックオン」QR勤怠管理システムは、こうしたニーズを受けて同社が2月に発表した、QRコードを表示できる電波時計(QR時計)と携帯電話を使用する、派遣事業者向けの勤怠管理システム。QR時計はボタンを押すと、現在時刻とQR時計固有のID番号をQRコードにして液晶画面に表示します。このQR時計を訪問先に設置しておき、派遣社員が業務開始時と終了時に、QRコードを対応携帯電話で読み取って管理サーバに送信することで、迅速かつ合理的に派遣社員の勤怠情報を管理することができる。QR時計の時刻合わせは標準電波のみとなっているので改ざんしにくく、従来の口頭や勤怠報告用紙などによる管理方法と比較して、より正確な管理が可能になる。このシステムの普及を促進するため、派遣社員の勤怠データ収集や派遣業務の予定管理が可能となるソフトウェアと携帯電話用アプリ、およびサーバ(NTTドコモ製・MMQUBER3)を組み合わせたセットを開発した。これにより、事業者毎に独自のソフト開発をする必要が無くなり、別途管理規模に応じたQR時計と携帯電話を揃えるだけで、システムを導入することが可能となり、基幹システムや自社サーバを持たない中小規模の事業者でも比較的容易に導入することができる。このシステムの販売により、初年度で2億円の売上を見込んでいる。

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