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富士通/日通新ユニフォームにRFIDリネンタグ、倉庫での一括読み取りシステム納入

2007年10月02日/IT・機器

富士通(株)は10月1日、日本通運(株)が10月から一新する従業員ユニフォームに、富士通、富士通フロンテック(株)が共同開発したUHF帯RFIDリネンタグを採用したと発表した。

富士通は日通の「ユニフォーム管理システム」、新ユニフォームの生産・供給を手掛ける日通商事(株)の倉庫内の「一括読み取りシステム」のシステム開発も実施した。

これにより、日通、日通商事は新ユニフォームの紛失防止管理によるセキュリティ強化と業務の効率化を図ることができる、としている。

日通では、企業ユニフォームの紛失による流出、悪用が各業界の共通の課題となっているとして、紛失防止管理強化と業務の効率化を図るため、新しい管理ツールとして富士通のリネンタグを採用、ユニフォームの一元管理システムを構築した。

ユニフォーム管理システムでは、10月から一新する従業員用ユニフォームにリネンタグを装着して実現。ユニフォームの貸与・廃棄などの状態情報を一元管理してセキュリティ強化を図るとともに、業務の省力化につなげる。

日通商事では、リネンタグを装着した新ユニフォームを生産するとともに、ユニフォーム配送センター(倉庫)で一括読取ゲートを通して入出庫の検品作業を実施する「一括読み取りシステム」を稼動。

これにより、大幅な作業効率化を図ることができると同時に、配送センター入出庫時からも日通ユニフォーム情報の追跡が可能となる。99.99%以上とする高い読み取り率、読み取りエラー時のエラータグ検査機能によってリカバリー運用も完備している。

日通、日通商事では、ユニフォームの生産から廃棄までを通じて1つのリネンタグのIDを活用しており、UHF帯の高い読み取り性能を活かすことで、さまざまな状況での有効な読み取り運用を実現している。

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