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NRI/台湾の流通企業、統一超商のシステム子会社「統一資訊有限公司」に出資

2005年09月07日/未分類

(株)野村総合研究所は9月6日、台湾最大の流通企業である「統一超商」のシステム子会社、「統一資訊有限公司」(台北市、以下:PIC)への出資について、統一超商と基本合意した。

PICへの出資を機に、NRIは、台湾、さらには中国大陸の流通市場を睨んだ、流通システムソリューションの提供を本格的に展開する。

統一超商を筆頭とする統一流通サブグループは、「セブン-イレブン」、「統一スターバックス」、「統一速達」(ヤマト運輸との合弁)、「ダスキン樂清サービス」、「台湾無印良品」などを傘下に持ち、多店舗展開を得意とした流通サービスを提供しているほか、「パワーセンター」と呼ばれる大規模ショッピングセンターを開発するなど、流通を通じて新しいライフスタイルを提供している台湾最大の流通・サービスグループ。

統一流通サブグループは、知名度の高い海外企業との連携によって流通サービスを展開するだけではなく、1995年には、独自に、ドラッグストアの「コスメッド」を設立するなど、事業の多角化を積極的に進め、2000年には、「フィリピンセブン-イレブン」の経営にのり出すなど、国際化も加速している。

PICは、統一流通サブグループのこれらのビジネスを支えるシステム専門会社で、3,900店舗を超える台湾セブン-イレブンのPOSシステム構築や統一速達宅急便のシステム運用をはじめ、グループ32社のインターネット基盤構築を手がけている。

NRIは、PICの株式の14%を取得することについて、統一超商と合意し、PICと共同で、台湾企業向けの流通システムソリューションの提供を展開する予定で、さらには、急拡大している流通市場を睨んで、中国大陸での積極的なビジネス展開も視野に入れ、今後3年間程度で、アジアでの流通システムソリューションの売り上げを10倍以上に拡大していく計画。

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