川崎汽船（株）のインドネシア現地法人PT.”K”Line(Indonesia)は、2003年より物流関連事業への拡大を積極的に推進し、同社と現地企業との合弁により物流各社を設立していき2005年9月をもってインドネシアにおける総合物流体制の構築をほぼ完了した。
これにより川崎汽船は東南アジアにおいてはタイに続いて総合物流拠点を確立し、アジアにおける総合物流事業に本格的に参入する。
インドネシアに物流会社・施設を整備した。KLI主導のもと、インドネシア国内における総合物流体制強化を推進する。
各社の概要
■フォワーディング会社
PT.”K”Line Total Logistics Indonesia（KTLI）
2003年1月設立現地企業との合弁
資本金：USD500,000
マネージメント：社長能仲哲夫
従業員数：25名
所在地：4thFloor,SummitmasII,Jl.Jend.Sudirman Kav.61-62Jakarta12190Indonesia
事業内容：物流各社の営業をここに一元化。2005年2月より航空フォワーディング業も開始。海陸空一貫の営業が可能。
■完成車・コンテナ陸送・コンテナデポ会社
PT.”K”Line Mobaru Diamond Indonesia（KMDI）
2003年5月設立現地企業との合弁
資本金：USD3,900,000
マネージメント：プレジデントコミッショナー能仲哲夫
社長Richard Wych Howen
従業員数：140名
所在地：Jl.Sultan Agung KM28Podok Ungu,Bekasi,Indonesia
トラックセンター・コンテナデポ総面積：18,577㎡
保有台数（2005年9月現在）：キャリアカー54台、コンテナトラック20台、シャーシー27台
事業内容：キャリアカーのスペシャリスト。
業界No.1シェアラー。
デポは2005年9月より営業開始。
■倉庫・コンテナデポ会社
PT.Karawang Taro Logistics Center Indonesia（K-TARO）
2005年7月設立現地企業との合弁
資本金：USD1,800,000
マネージメント：社長能仲哲夫
従業員数：29名
所在地：Jl.Raya Bekasikerawang, Desa Tanjung Baru,Lemah Abang, Cikarang Timur,Bekasi,Jawabarat,Indonesia
倉庫・コンテナデポ総面積16,800㎡（内総倉庫面積5,000㎡）
事業内容：ジャカルタ郊外のKarawangなどの新工業団地地域における画期的な最初の内陸デポ。
各新工業団地のアクセスが容易である。倉庫は2005年9月より営業開始。
■船会社－現地法人
PT.”K”Line(Indonesia)(KLI)
事業内容：KLIは1996年に現地企業との合弁会社として設立。従業員200名。
メダン、スラバヤ、スマラン、デンパサールに支店。
