i2テクノロジーズ・ジャパン（株）は、NECの携帯電話部門であるモバルターミナル事業本部がプロセス革新を目指し、計画系システムにi2のソリューションを導入したことを発表した。
携帯電話端末ビジネスは需要の変化が激しく、グローバル競争が加速している中、販売部門のグローバル展開、生産の海外シフトなどの環境変化に早急に対応する必要が出てきた。
今回i2のソリューションを導入することで、変化への対応力強化と全社を通じた可視性の向上を実現し、これらの課題の改善を図りる。
同本部が導入したi2のソリューションは、i2Demand Manager（需要予測管理）、i2Supply Chain Planner（マスタープラン立案）、i2Performance Manager（経営指標管理）、i2Demand Fulfillment（納期回答）、i2Distributed Order Execution（注文統合管理）、i2Master Data Management（マスターデータ管理）、i2Supply Chain Operating Service（SCMプラットフォーム）であり、i2のソリューション全般にわたり採用された。
導入プロジェクトは昨年末から開始され、8月からシステムが稼動した。日本をはじめ、中国、アジア、欧州、オーストラリアなどから販売データを日本に集め、供給枠シミュレーション、部品調達計画、生産計画などの立案を行う。
さらに納期回答や部材発注が的確に行われているかを確認することができる。
