LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

中央運輸/前橋営業所閉鎖と早期退職39名

2005年09月28日/未分類

中央運輸(株)は9月30日、前橋営業所の閉鎖と合理化を実施する。

前橋営業所は、昭和43年10月に開設し、その後昭和45年4月業務拡大のため現所在地(群馬県前橋市江田町諏訪前103-6)に移転、東京方面からの貨物の中継所として近県の配達と倉庫保管を行ってきたが、開設以来収益状況は非常に厳しく、また今後もその立地条件から見ても、営業を継続していくことによる収益確保が困難と判断し、閉鎖に至った。

営業所の売上高は、平成17年9月期見込みで38百万円で、全社の売上に占める割合は、およそ0.7%。なお、閉鎖後当該営業所が行っておりました配送業務は、他の営業所へ移管することとし、土地及び建物については、有効活用を検討している。

閉鎖営業所の概要
所在地:群馬県前橋市江田町諏訪前103-6
従業員数17名(うちパート1名)
主な事業内容:群馬・長野県内医薬品共同配送、貸切輸送、倉庫保管
敷地面積2,222.00㎡
建物面積1,135.33㎡
閉鎖年月日平成17年9月30日

同社は、ここ数年の荷主顧客の構造的変化や排ガス規制対策、燃料の大幅な値上がりによるコストアップ等によって厳しい状況下にあり、このような中で、収益構造の改善を推進し、あわせて経営基盤の強化を図るため、合理化を実施する。

合理化の内容
①不採算便の廃止
ここ数年、厳しい収益状況が続いている仙台第二営業所並びに郡山営業所の東北地区の2営業所は、すべての配達コース、幹線輸送の見直しを行ってきたが、このうち採算性の悪い近県の配達便8便と、東京方面からの幹線便8便を平成17年9月30日をもって廃止する。

②早期退職者の募集
閉鎖する前橋営業所と合理化を実施する仙台第二営業所と郡山営業所の従業員を対象に、募集期間を平成17年8月1日から平成17年8月31日、退職日を平成17年9月30日として早期退職者の募集を行いました結果、39名の応募があった。

早期退職者に対しては、会社都合扱いの退職金に加え、特別割増退職金を支給し、転職支援制度を導入し、転職を図ろうとする早期退職者に対しては、転職支援をする。

人員の減少による今後の人件費削減額は、平成18年9月期以降において、年間約230百万円を見込んでおり、不採算便の廃止にともなう車両の減少による今後の車両費削減額は、平成18年9月期以降において、年間約100百万円を見込んでいる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース