雪印乳業（株）は、、2005年10月から2009年3月末までの3か年半を対象期間とする雪印グループ「中期経営計画」を策定した。
そのなかで、基本方針に生産・物流・調達コストの更なる低減を掲げ、基幹システムの刷新として、
「生産品質管理機能の強化」「迅速な経営の実現と業務改革の推進」「運用コストの削減」を目指す。
コスト削減目標は、30億円（2005年度対比による2008年度の削減額）で、生産設備への投資により、技術優位を更に強化し、圧倒的な競争優位、調達機能の強化により、更なるコストダウンを実現と、物流企画管理の機能強化により、効率的な物流体制を実現するとしている。
基幹システムの刷新では、「原料調達から製品出荷までのリアルタイムデータに基づく、生産工程管理とトレーサビリティの強化」「経営情報の迅速な把握による機動的な企業活動への貢献」「最新のシステム技術利用による運用コストの削減を狙いにしている。
