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沖データ/大型トラック向け「安全運行管理ソリューション」販売

2005年10月17日/未分類

(株)沖データは、(株)タイガーと共同で、大型トラック輸送会社むけの「安全運行管理ソリューション」を、(有)ソノダコーポレーション(福岡県小郡市)に納入した。

運送業界は、小口多頻度輸送や時刻指定納品など荷主ニーズの多様化・高度化が進んでいます。また、高速料金や燃料の値上げ、排出ガス規制装置の設置義務などコストアップが必要な中で、ユーザのコストダウン要求は一段と激しさを増しており、安全運転と環境対策、コスト削減が大きな課題となっている。

納入した「安全運行管理ソリューション」は、車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上のトラックには法律で設置が義務付けられている記録・保存装置「タコグラフ」をデジタル化した「デジタルタコグラフ」と、保存したデータを分析・活用するタイガー製の運送業向けトータルパッケージソフト「トラックメイト」と、沖データ製小型高速カラーLEDプリンタ「C5200」から構成されている。

各ドライバーの運行履歴を時系列で正確に把握することで、急発進・急停車や停車時のアイドリングなど、安全・環境・コスト上問題となる運転状態を、個人別にとらえ、改善指導など適切な対応がとれるようになる。

また小型高速カラーLEDプリンタを採用することで、手続き時間の短縮やデータの視認性が大きく向上した。これにより事故防止、省エネルギーが実現するほか、平均で25%の燃料費削減が見込まれ、温度管理データも収集できるため、冷蔵・冷凍車を保有する運送会社では、適切な温度管理履歴を荷主に提供することが可能。

今回「安全運行管理ソリューション」を導入したソノダコーポレーションでは、22台の大型トラックにデジタルタコグラフ設置して運行しており、早くから安全・環境・コストを経営の重要課題として取り組んでいる。本システムは、16年10月より稼動しており、今回の導入により30%の事故率の低下と、年間350万円の燃料コスト削減が見込まれている。

沖データとタイガーは、今後も、運送業界向けソリューションで長年の経験と豊富な実績も持つタイガーのノウハウと、ビジネス・プリンティングソリューション・スペシャリストである沖データの独自技術を活かし、全国運送業者への展開を進め、今年度100社、5億円の売上を目指す。

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