（株）松屋フーズは、平成18年3月期中間決算短信(連結)の中長期的な経営戦略と対処すべき課題として、食材の調達強化及び生産・物流体制の強化を掲げている。
食材の安定的な調達を図るため、「開発輸入」の推進を含む海外調達の拡大、仕入先や仕入地域の分散化、中国駐在員事務所を活用した情報収集強化等に取り組んでいる。
また、米国産牛肉は、輸入再開に向けて調査・情報収集等の準備を進め、生産体制は、嵐山工場に加えて、平成17年1月に富士山工場を新設しており、これら生産設備の稼動率を向上させ、1,000店舗体制に向けて生産能力を増強させている。
物流体制は、店舗数増加や出店地域拡大に対応するため、中央物流センターの機能強化やデポの機能改善を進めてロジスティクスシステムの最適化を図り、配送業務の効率化と物流コストの削減に取り組んでいるとしている。
