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アサガミ/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月27日/未分類

アサガミ(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

「顧客第一」「企業規模の拡大」「高収益体制の確立」を経営の最重点課題としてそれを推進すべく、アサガミプレスいばらき(株)が印刷工場の操業を開始し、売上増加に寄与するとともに各事業における収益構造の見直しや原価コストの徹底削減および財務体質の強化を目的とした有利子負債圧縮を図った。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、物流事業における自動車部品の船積みの取扱いの減少や運輸部門における不採算事業の整理縮小等があったが輸入鋼材の取扱い増や輸送料金の見直し、またその他事業は、住宅関連の遮音材等の大幅な販売増よる増収と印刷事業における印刷工場の本稼動により営業収益は、18,421百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は1,553百万円(前年同期比7.2%増)となった。

経常利益には、社債発行に伴う営業外費用が増加したものの1,024百万円(前年同期比7.2%増)。また、特別損益として一部の福利厚生施設の減損損失や物流センター売却による売却益の計上があり当連結中間純利益は918百万円。

事業の種類別セグメントの概況
物流事業
倉庫部門は契約形態の見直しおよび輸入鋼材の在庫数量の増加等により増収となり、営業収益は1,584百万円(前年同期比27.0%増)と。

港湾フォワーディング部門は、横浜地区において自動車部品などの船積みの取扱いが減少したものの船橋地区の鋼材等の取扱いが増加し、営業収益は3,126百万円(前年同期比3.0%増)。

運輸部門は、名古屋地区において不採算事業の整理縮小により減収となったが仙台地区における鋼材輸送の受注増、埼玉地区の料金単価見直し等により営業収益は5,593百万円(前年同期比2.5%増)。

3PL部門は、間仕切り材の取扱いは減少したものの、スポットの運送等が寄与して営業収益は885百万円(前年同期比2.4%増)。

物流事業全体の営業収益は、11,190百万円(前年同期比5.5%増)となったが、営業利益は原油高による物流経費の増加により1,110百万円(前年同期比1.3%減)。

不動産事業、印刷事業、その他事業(省略)

通期の見通し
物流事業における港湾フォワーディング部門で横浜地区における自動車部品(CKD)の船積み作業の取扱い減による減収を見込んでいるものの、千葉地区の鉄鋼メーカー内での場内作業等の取扱い増、不動産事業および印刷事業でのアサガミプレスいばらき株式会社の操業開始に伴っての増収、その他事業では遮音材等の大幅な販売増や輸送部門における鋼材輸送等の料金単価の値上げ等による増収を見込んでおり37,043百万円(前年同期比4.8%増)を予想している。

営業利益は、船橋地区の物流センター売却による影響はあるものの、償却費等の固定費の減により微細に止まるとともに一般管理費等の経費削減により2,740百万円(前年同期比2.6%増)を見込んでいる。

経常利益は借入金返済による支払利息等の減少により1,879百万円(前年同期比0.9%減)程度を予想している。最終損益は当中間期末で計上した物流センターの売却益等により1,315百万円を予想している。

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