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中央運輸/平成17年9月期決算短信(連結)

2005年11月27日/未分類

中央運輸(株)の平成17年9月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

医薬品は、全般的な消費低迷基調の中で、医薬品業界内における再編の動きや、事業の再構築による輸送経路の見直し、また、書籍は、生活様式の多様化による出版不況の中、出版物の売上も減少傾向をたどるなど、外部環境は相変わらず厳しく、新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕による売上拡充に努めた。

新規業務立上げに伴う一時的な経費増加や、運送委託等外注費の圧縮が計画どおり進まなかったことなどにより、収益状況は厳しいものとなった。

こうした状況のもとで、当社グループでは事業再構築の一環として、営業所の移転や統廃合、保有資産の見直し等を積極的に推し進めた。

その中で、田端営業所土地等の譲渡にあたり発生した譲渡益等406百万円を特別利益として、前橋営業所閉鎖と東北地区不採算便廃止により発生した固定資産除却損等32百万円と早期退職関連費用141百万円をそれぞれ特別損失として計上した。

また、子会社の保有する賃貸用不動産のうち、当期新たに発生した遊休資産で市場価格が著しく下落している物件について減損処理を行い、減損損失13百万円を特別損失として計上した。

以上の結果、当連結会計年度の営業収益は5,313百万円(前年同期比3.5%増)となり、経常利益は5百万円(前年同期比48.8%減)、当期純利益は65百万円(前期純損失260百万円)となった。

各事業部門の業績
貨物自動車運送事業
医薬品店舗配送取引の解消等による影響もあったが、新規顧客の獲得や既存顧客との取引深耕による売上拡充等もあり、当連結会計年度の営業収益は4,370百万円(前年同期比0.9%増)。

倉庫事業
当期新たに増設した保冷庫が本格稼動したことと顧客物流センター内業務受託が拡充したこと等により、当連結会計年度の営業収益は515百万円(前年同期比10.4%増)。

その他事業
子会社の解散に伴い車両整備、車両部品等の売上は減少したが、新規顧客の配送センター業務一括受注等により、当連結会計年度の営業収益は427百万円(前年同期比26.8%増)。

次期の見通し
顧客ニーズを的確にとらえ、顧客との信頼関係をより強固なものにするとともに、事業拡大へ向け、提案営業力の強化に取り組んでいく。

さらに、拠点戦略の見直し、積極的な営業活動による受注の確保に努めるとともに、品質管理の徹底、輸送コストの削減を図りつつ、グループが持つ経営資源を有効活用する事業展開を推進し、より一層の業績向上に努める。

次期の業績は、営業収益は5,300百万円(前期比0.2%減)、経常利益は100百万円(前期比1,786.8%増)、当期純利益は200百万円(前期比206.1%増)を予想している。

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