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遠州トラック/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月10日/未分類

遠州トラック(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは包括的に物流を請け負う3PL部門を強化し、売上伸長に力を注ぐとともに、燃料高騰に伴う原価上昇分を効率的な配車運営を行うことにより吸収するよう心掛けた。

また、グループ会社3社も業績の改善が概ね計画通り推移した。

この結果、当中間期における連結営業収益は81億20百万円(前年同期比7.1%増)と、中間期としては過去最高額を計上した。

利益面は、燃料費、傭車料等の増加に加え、関東地区での新物流センターの立ち上げ費用が嵩んだことなどにより、連結営業利益は5億36百万円(前年同期比4.1%減)、連結経常利益は5億12百万円(前年同期比1.3%増)。連結中間純利益は固定資産の減損処理などにより2億90百万円(前年同期比6.9%減)となった。

セグメント別の状況
①物流事業
営業収益は、79億85百万円(前年同期比8.4%増)営業利益は7億67百万円(前年同期比9.7%増)。輸送部門は新規荷主の獲得と既存荷主のシェア拡大により、営業収益は54億15百万円(前年同期比7.5%増)。内訳は自社輸送が21億79百万円(前年同期比2.3%増)、取扱輸送が32億35百万円(前年同期比11.2%増)。

倉庫部門は家電製品の共同保管の推進や部品のセットアップ等の物流加工の伸びにより、営業収益は25億69百万円(前年同期比10.5%増)。

その他の事業(省略)

通期の見通し
通期の連結業績の見通しは、営業収益16,986百万円(9.6%増)、経常利益1,406百万円(14.4%増)、当期純利益791百万円(13.2%増)。

当業界は、平成2年のトラック運送事業の規制緩和により新規参入者が急増し、輸送需要が伸び悩む中で、事業者間の過当競争はいよいよ激しくなり、更に燃料価格の上昇も加わり、採算性を悪化させている。

グループは、引き続き3PL推進による新規荷主の開拓と戦略物流商品の創出に努めるとともに、業務の効率化、顧客サービスの向上、安全輸送の徹底、人材の育成などに注力し、グループ全体の体質の強化を図る。

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