トヨタ紡織（株）、アイシン精機（株）は、中国天津市にシート用フレームと機能部品の生産会社を設立した。
新会社は、天津市に拠点を置き、自動車用シートのフレームとシート用機能部品を生産する。
従来からシート骨格部品の共同開発、生産で協力関係にあるトヨタ紡織とアイシン精機は、今回、中国で広州市に続き2ヶ所目の合弁企業を設立。両社のそれぞれの得意分野を活かし、高品質・低コストのシート用フレームおよび機能部品を生産する。
なお、ここで生産する部品は、トヨタ紡織子会社で内装品生産会社の「天津英泰汽車飾件有限公司」や「天津華豊汽車装飾件有限公司」に納入し、シートに組み立てた後、天津一汽トヨタ自動車に納入する。
新会社の概要
社名：天津豊愛自動車シート部品有限会社
所在地：中国天津市天津経済技術開発区
会社設立：2005年11月1日
資本金：1,650万USドル（約19億円）
土地面積：51,000㎡
建屋面積：18,000㎡
出資比率：トヨタ紡織株式会社51％、アイシン精機株式会社49％
生産品目：各種自動車用シートフレーム、シートアジャスター、シートトラックレールと関連部品
設備投資額：約37億円（土地・建屋10億円、設備等27億円）
生産開始時期：2007年5月（予定）
代表者：董事長（非常勤）板倉伸二（アイシン精機専務取締役）
総経理（常勤）榊原義道（トヨタ紡織）
従業員数：2008年度約380人（日本人5人）
売上高目標：2008年度4億元（約50億円）
