（株）鈴木は、県営日滝原産業団地（長野県須坂市）にプレス部品製造を中心とした新工場の建設する。
コネクタ用部品事業と自動車電装関連部品事業は、現在長野県須坂市・長野市に4か所の生産拠点を有しているが、建物の老朽化、生産フロアの手狭感など、それぞれ課題を抱え、新工場は、これらの生産拠点を再編成し、生産体制の再構築と品質向上ならびに将来の拡張も勘案したもの。
当面は現在の4か所の生産拠点の移設を行うほか、コネクタ用部品は、コネクタ端子の加工だけでなく、コネクタとして組み立てられた形での納品を望みのお客には「端子加工－メッキ－インサートモールド－組み立て」といった一連の工程をすべて工場内で行える体制を整備する。
なお、今回の新工場建設は、長野県の「環境配慮型企業投資応援助成金」の申請を行っている。
新工場の概要
所在地：長野県須坂市大字日滝字虫送3500番地8（日滝原産業団地内）
構造：鉄骨造地下1階・地上2階建
建築面積：16,947㎡
延床面積：24,901㎡
建築費：約38億円（予定）
着工予定：平成17年11月
完成予定：平成18年7月
生産品目：コネクタ用部品、自動車電装関連部品
従業員数：約220名
