ANAは、引き続く航空燃油価格の高騰を受け、日本発国際貨物に対する燃油サーチャージ適用額を現在より6円増額し、1kg当たり48円とすることを国土交通省に申請した。
10月には、シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格（23.2USD／バレル）に対し、230％（53.36USD／バレル）を20営業日連続して上回った結果、燃油サーチャージ適用額を42円／kgとした。
しかしながら昨今の世界情勢の影響を受け、航空燃油価格は一層の高騰を見せ、これまでに比較して極めて高い水準になっている。
シンガポール・ケロシンの価格が95年度から99年度の5年間の平均価格（23.2USD／バレル）の250％（58.00USD／バレル）を20営業日連続して上回ったため、さらなる燃油サーチャージ適用額の変更を行う。
新しい燃油サーチャージの適用は、政府認可の取得を前提に2005年12月16日（金）より発効となる予定。
