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名糖運輸/平成18年3月期中間決算短信(連結)

2005年11月13日/未分類

名糖運輸(株)の平成18年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

「顧客中心・品質一番」を年度スローガンとし、顧客を中心とした物流を提案し、真のパートナーシップの確立を目指すとともに、引き続き品質を最優先する取り組みを推進している。

また、平成17年6月には、広島と仙台地区に新たな物流センターを開設し、物流ネットワークの更なる充実を図っている。

こうした取り組みの中、不採算事業からの撤退による営業収益の減少、新規業務の収益改善の遅れ、新物流センターの業務集約の遅れなどに加え、予想を上回る燃料費の高騰が、収益を圧迫した。

以上の結果、当中間連結会計期間の営業収益は228億56百万円(前年同期比4.5%減)となり、経常利益は6億86百万円(同37.9%減)、中間純利益は3億75百万円(同34.8%減)となった。

セグメント別の業績
貨物運送事業
同社のほか、(株)トランスメイト、ジャパンフーズ物流(株)、(株)ジャステム、(株)エムズライン、(株)エス・トラスト、星運輸(株)、(株)アイソネットライン、(株)キョーハイ、(株)ケーツーの各社が行っており、厳しい経営環境の中でグループ全体で業容の拡大と運行の効率化に努めたが、不採算事業からの撤退による営業収益の減少や予想を上回る燃料費の高騰等により、営業収益は187億1百万円(同3.7%減)、営業利益は6億28百万円(同44.4%減)となった。

物流センター管理事業
同社のほか、(株)トランスメイト、ジャパンフーズ物流(株)、(株)ジャステム、(株)エムズライン、(株)エス・トラスト、(株)アイソネットライン、(株)キョーハイ、(株)ケーツーの各社が行っている。

厳しい経営環境の中でグループ全体で業容の拡大とローコスト・オペレーションを推進したが、新物流センターの業務集約の遅れ等により、営業収益は40億65百万円(同5.3%減)、営業利益は4億23百万円(同0.4%減)。

その他事業
(株)名商が、同社と子会社の車両保険に関する業務と同社の物流センターに関するメンテナンス等を行っている。営業収益は90百万円(同56.2%減)、営業利益は60百万円。

通期の見通し
低温食品物流業界は、今後も輸送単価の低迷、燃料費の高騰など厳しい経営環境が続くものと思われ、同グループは、「顧客中心・品質一番」のスローガンのもと、引き続き品質を最優先する取り組みを継続し、顧客に合わせた物流の合理化提案と同時に燃料費の負担に関する交渉も行っていく。

これらにより、通期の業績としては、営業収益455億円、経常利益10億4百万円、当期純利益5億53百万円を見込んでいる。

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