（株）ダイフクの子会社（株）コンテックは、台湾の産業用コンピュータ関連中堅のARBOR Technology社（本社：台北市）と、IPOX Technology社（本社：台北市）の2社と業務提携、資本参加を行った。
コンテックは、以前より台湾および中国に日本からの技術者を常駐するR&D拠点を設置し、また、部品調達・生産の現地化および品質保証のために現地法人および関連会社への要員派遣などを行ってきたが、さらに時間・コストなどの効果を高める。
業務提携先との間で生産・開発委託並びに技術交流を行いながら、新製品の共同企画、部品材料の共同仕入れ・共同生産による更なる相乗効果を高める活動をも推進していく。
これにより、産業用コンピュータ系の製品事業において、「FAおよびIT分野における顧客要求に応え得る標準製品の品揃えとカスタマイズ対応」「OEMおよびODM需要への対応で量・質・はやさの体制構築」を行い、日本を含めグローバル市場への展開体制を強化する。
この提携により、コンテックでは、産業用コンピュータ関連分野の売上を3年後（2009年3月期）50億円増の100億円にすることを目標とする。
