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凸版印刷、凸版物流/実際の物流環境でUHF帯ICタグ試験可能に

2005年12月01日/未分類

凸版印刷(株)と凸版物流(株)は、UHF帯ICタグの導入テストを行うための「TOPPAN RFID LAB 953」を12月初旬に凸版物流の西が丘事業所内に開設する。

「TOPPAN RFID LAB 953」は、物流分野での利用が期待されているUHF帯ICタグを中心にICタグ導入時の利用環境に近い状態で評価、実装実験を行うため、実際の物流倉庫内に置かれた施設。

両社は、本施設をUHF帯ICタグの商品開発や、各社からの新製品が予定されているUHF帯ICタグ関連機器(リーダ/ライタ製品など)の評価、利用技術研究などに活用する。さらに希望されるユーザ企業と共同で、実際の取り扱い製品を使用したUHF帯ICタグの実装試験を行う拠点として活用してく。

今後も凸版印刷と凸版物流は、共同で物流サービスにおけるICタグ活用による効率化やサービス向上を実験・検証するとともに、ICタグを活用した新たな物流サービスの開発、提案を行っていく。

「TOPPAN RFID LAB9 53」概要
UHF帯ICタグの主要な用途である物流分野において、実際の利用環境である物流倉庫に実験環境を設けた。これにより、ICタグを貼り付ける対象商品や貼り付け方法の違いによる読み取り精度評価や、リーダ/ライタ機器の設置条件評価などが行える。特に国内独自仕様となるUHF帯ICタグ機器を取り揃え、物流拠点での様々な運用フェーズでの読み取り試験(読取精度、通信距離など)を実際の各種物流機器を利用して実験ができる。
またUHF帯ICタグに限定せず、様々なICタグ製品の利用技術の評価も物流倉庫環境で行っていく。

具体的な活用
・UHF帯をはじめとするICタグ開発(インレット設計など)の実験拠点。
・各社のリーダ/ライタ機器の評価を行い、ユーザ企業の要望にあわせた最適な機種およびその有効な設置・運用の提案。
・ユーザ企業の製品へのUHF帯ICタグをはじめとする各種ICタグの実装および、読み取り方法の各種実験を行い、ICタグ導入の事前評価と実運用に向けての提案を行。

■「「TOPPAN RFID LAB9 53」
・所在地:東京都北区赤羽西6-2-2
凸版物流西が丘事業所内
・設置機器:国内外のUHF帯ICタグリーダライタを中心に各種ICタグ機器を整備(非公開)。

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