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凸版印刷/UHF帯ICタグ利用空間の電波測定システム開発

2007年07月10日/IT・機器

凸版印刷(株)は、UHF帯ICタグの利用空間の電波状況を測定、可視化するシステムを開発した。UHF帯ICタグ向けで国内初。電波の到来方向と強さを測定できる特殊なアンテナと解析ソフトを組み合せ、立体的に空間の電波状況を測定する。

現在、UHF帯ICタグを利用する場合には、実際の読み取り作業を確実に行えるようにするため、リーダ・ライタの設置位置、ICタグの添付場所や方向など微調整を繰り返して検証する必要があった。

UHF帯ICタグを活用する現場の電波状況を調べ、可視化する本システムを活用することで、実際のICタグを使用したテストを行う前に、ICタグが読み取り可能な位置を見込めるようになる。

これにより、事前テストに関わる負荷を大幅に削減し、UHF帯ICタグを利用する環境の構築がよりスムーズに行うことができる。

凸版印刷は、UHF帯ICタグの実験施設「TOPPAN RFID LAB953」とともにこのシステムを活用し、UHF帯ICタグの導入予定ユーザーに対、的確な環境構築の提案を行っていくとしている。

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