三井造船(株)(社長:元山登雄)は、昨年11月末に台湾/エバーグリーン社(Evergreen Marine Corp.(Taiwan)Ltd.)より受注したヤード用コンテナクレーン「トランステーナR」12基を大分事業所で一体組み立てし、試運転調整完了後出荷、同社高雄ターミナルにて現地調整の上引き渡した。
全世界で取扱量6位にあたる高雄港は年間約10%近く貨物量が伸びており、近年各ターミナルともクレーンの新設、代替を進めている。
三井造船は、1961年にコンテナクレーンで世界最大のシェアを誇る米国パセコ社と技術提携をおこない、1967年に日本初のコンテナクレーンを神戸港に納入以来今日までに1000基以上のコンテナクレーンを国内外のコンテナターミナルへ納入している。うち「トランステーナR」は800基を超え、世界のトップメーカーの一つとなっている。